不動産用語集

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つくば方式

読み方 :
つくばほうしき

用語の解説

つくば方式とは、建物譲渡特約付き定期借地権を応用したSI住宅のことです。
スケルトン定借ともいいます。
第1号の事例がつくばで出現したことから命名され、従来にない画期的な手法として注目されています。
スケルトン定借は、建物をスケルトン(構造・躯体、共用部分)とインフィル(住戸内の内装)に分かれたSI住宅とし、契約期間が30年以上の「定期借地権」物件とするものです。
入居者は、当初30年間は定借の持ち家に住み、地代と管理費を地主に払います。31年以降は建物を地主に売却し(買い取らない場合は50〜60年後)、その後は借家として継続して住み続けることができます。売却代金は、家賃相殺契約を結び、その後の家賃を低く抑えます。

HOME'Sくんメモ

つくば方式は、耐久性の高い良質なマンションを低価格で購入できるメリットがあり、月々の負担も低く抑えながら長く暮らせるという、大変ユニークな方式です。
地主にとっては、土地の所有権を持ったまま、安定した地代収入が確保できます。
ただ、仕組みがなかなかわかりづらいため、その普及は穏やかですが、新時代に対応した住宅のあり方として期待されています。
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情報更新日:2007-07-30

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